先程工場長から
『お前、今から京都に帰ってくるんだろ?!新幹線の中で2ケース出品しろ!』
と業務命令がありましたので新幹線の中でこの記事を書きつつ、20時にヤフオクに2ケース出品させて頂きます。
(最後まで読んでね)
さて、本マットですが、
工場長をはじめ、関係者の尽力の甲斐あって知名度や認知度も (20年前と比べるとまだまだ劣るものの) 上がって来たなと実感しております。
知らない方向けに簡単に解説すると、
1990年代後半から2000年代初頭の空前のカブクワブームの際にカブトマットのトップに君臨していたマットです。
当時は別の販売メーカーが複数あったのですが、今は廃業しており、廃業と同時に市場から姿を消すことになったのですが、現在の関係者(特に工場長)の功績により2010年代初頭に完全復活をとげたカブトマットです。
当時から人気は凄まじく、このマットが消えると同時にカブトブリーダーを辞めた方も何人もいるくらいでした。
当時のレビュー掲示板がコチラhttp://www1.ezbbs.net/12/mieda-4/ になります。是非20年前の猛者、先駆者、先達たちのコメントをご覧ください。
じゃあサイズとしての実績は?!という声が聞こえて来そうなので、コチラについても触れると私の知る限りですが、実はダイナステス属で3〜4種のレコード実績があります。
今は更新されてるかもだけど。。。(あんまりレコードとかに興味ないから詳しくなくてすみません)
産卵に関してもピカイチでカブトムシはもちろんの事、ツヤクワガタもハマればとんでもなく産みますね。
そしてこのマットの真髄は偏食しがちな幼虫飼育にあります。
エサが原因で落ちることがまずありません。
マットを選びがちな種類も基本は落ちないです。(カブト、クワガタ両方)
10年くらい前ヒナカブトやスモールメガソマブームがやって来た際も、ちゃんと安定してサイクルを回しているブリーダーが使っているマットはこのマットもしくはテクニカルアートさんのマットの2つです。
またインペリアリスをはじめ累代が困難とされているツヤクワガタもこのマットで累代飼育されている方も数名おられます。
ただし、弱点もあります。
もう使っている方なら分かると思いますが、
ミミズが季節によっては出る場合があります。
やはり特殊な工程を経ているのでミミズが入るのは仕方のないことなのですが、蛹化タイミングでミミズが湧くと最悪です。
なので蛹室を作るタイミングや営巣する種類にお使いの場合にはかならず冷凍処理を実施してください。
普通のカブトの幼虫飼育の場合はなんら問題はありません。
と、ツラツラと書きましたが、
使ったことない人はまずお手持ちのヘラクレスやゾウカブトなどの初2齢で他のマットとの食いの違いを見てください。
ウンチぶっりぶり、肌艶ぱっつぱつ、に驚くと思います。
最後に、よくここまで見てくれましたね。
今晩(20240308)のヤフオクに出している本マットについて、『このブログを見たよ!』と取引ナビかTwitterのDMでお知らせください。
送料無料にてお届けします。
よろしくお願いします。